Rさんは、結婚して以来夫の言動に悩まされ続けていました。 結婚するまでは優しかった夫なのですが、結婚すると同時にRさんへの態度が一変します。 厳しい言動や、とくには暴力を振るわれることもあり、どうしたらよいかわからなくなっていました。 ある日、暴力によりケガをしたRさんは、病院で「暴力を振るわれたのではないですか?」と指摘されますが、その当時は、夫に不利益があってはいけないと思ってしまい、
転んだだけだと主張して診察を終えます。 Rさんは我慢の限界を感じてそのまま実家の両親の元に逃げ、両親に打ち明けます。 両親を交えて話し合いをしましたが、その場では取り繕うものの、結局、二人っきりになると、夫の態度は変わらないままでした。 現実に、再度、自宅に戻ったものの、すぐに暴力沙汰になり、警察を呼ぶ事態となりました。 そのため、警察からの薦めもあり、再び自宅を退去せざるを得ませんでした。 そして、Rさんは、離婚を決断して当事務所に相談にいらっしゃいました。 |