妻は妊娠をするまでは働いていたのですが、その後は専業主婦として働いていました。 家計が破たんするほどではないのですが、子供が大きくなってからは友人と遊んだりすることが頻繁で、家事が得意なKさんは炊事・洗濯などの家事にもいそしんでいました。 にもかかわらず、妻は1/2ルールを形式的に主張してくるのみで、一歩も引く気配はなかったので、弁護士は調停を申し立てました。 相手にも弁護士がつきましたが、調停では夫の夫婦関係を維持するための貢献度を強調し、夫婦共有財産の一部に夫の固有資産も混入していることを主張しました。 妻側は、固有資産の主張について拒絶したものの、妻側も夫の家事の貢献自体は否定しませんでした。 |